2018年10月13日 テクノ団地 昨年に引き続き、今年もみんなで秋祭りがみんなの広場で開催された。学生たちは、テント張り等の会場設営や出店でのお手伝いを行った。ステージでは、ダンスや歌など様々な団体の方たちが来られて盛り上がっていた。出店も昨年より数が多く、食べ物や雑貨そして子供たちのためのゲームコーナーが設けられた。今年は夏祭りが無かったためか、参加者はかなり多かったように感じた。学生たちも子供たちと、一緒にゲームをして楽しんでいた。イベントの数が以前より少なくなっているため、また次回なにか開催されるときには是非参加したいと感じた。 文:野田歩実(熊本県立大学) 写真:熊本県立大学佐藤研究室 | |
2018年09月22日 林田団地 九大KASEIチーム2回目の組手什WSを、林田団地にて行いました。前回参加してくれた人も、そうでない人も、前回の作品をみてきてくださいました。8月に行なったWSで作成した椅子型収納が大人気で、今回なんと同じものを5つも作りました。前回から上達して、だいぶスムーズに作成することができるようになってきました。前回は一応収納具として作成していたのですが、椅子が欲しいという声が多かったので、背もたれを作ってきました。と言ってもビスを打ち込む形ではありますが(笑)林田団地では組手什WSは大人気です。引き続き、作りに行きたいと思います。 文:石橋佑季(九州大学) 写真:九州大学末廣研究室 | |
2018年09月09日 飯野小団地 9月9日、神戸の大学生と飯野小仮設団地のボランティアを行った。飯野小仮設団地に訪問したのは初めてで、全世帯を周ってみると、空室が多く見られた。この日は集会場にて住民さんと焼きそばを作りながら交流をした。そのあと、フォトフレームを作り、一人一人オリジナルのデザインのフレームを作製した。最後に、参加した住民さんと学生で集合写真を撮り、それぞれ作ったフレームに入れて持ち帰っていただいた。住民さんだけでなく、我々学生側もとても楽しい時間を過ごすことができた。また、熊本県外から来る学生と共にボランティア活動するということがとても貴重な経験となり、これからも支援活動を通して、いろいろ交流できたらと思った。 文:野田歩実(熊本県立大学) 写真:熊本県立大学佐藤研究室 | |
2018年08月20-24日 テクノ団地 今回は主に既存の縁台を延長する作業を行いました。また、3つだけ特別に住民の方の要望に沿ったオリジナルの縁台も作成しました。学生が学校関係なく3グループにわかれて、それぞれで住民の方にヒアリングし、設計図を描き、材料を調達して誰かのためにモノをつくる、という学校で学ぶモノづくりを初めて体感できた気がします。普段は違う学校に通っていますが、同じ建築を学ぶ者同士で同じ目的をもって協力することで新たな考えが生まれたりもしました。完成した縁台を住民の方に披露した時は「立派な縁台になったねぇ~」「これでもう落ちないで済む」と言ってくださり、モノづくりの楽しさや喜びを感じることができました。 文:中川智哉(有明高専) 写真:有明高専下田研究室 | |
2018年08月23日 甲佐町 このワークショップでは小学生と一緒に甲佐町の災害公営住宅のロゴを考えました。2020東京オリンピックのロゴデザイナーでもある野老朝雄さんが考案した『人ビット』という「人」の文字の形をしたピースを組み合わせるパズルを使用して、甲佐町のモノを表現していきました。小学生ならではの自由な発想がとても面白かったです。また、出来上がったロゴを半紙にトレースし、その紙を壁に貼り付けていきました。ワークショップが終わる頃には壁一面にカラフルで個性的なロゴが並んでいました。このワークショップが、今回参加してくれた小学生だけでなく、甲佐町の方々にとって少しでも甲佐町のことを考える機会になってくれれば嬉しいです。 文:中川智哉(有明高専) 写真:有明高専下田研究室 | |
2018年08月18日 白旗団地 白旗団地にて行われた夏祭りに、私たちも助っ人として参加してきました。グリーンコープさんの炊き出しを一緒に手伝いました。チキンカレーに、ソースたっぷりの焼きそば、そして子供大好きかき氷にポップコーンの炊き出しです。ポップコーンゾーンには子供たちがたくさん集まって、そして九大KASEIメンバーの一人とお話ししていました。そしてそのまま鬼ごっこに連れて行かれていました。子供は元気ですね!お兄ちゃん頑張ってください。団地をすでに出られた方達も祭りに参加していらして、大盛況に終わりました。逆に私たちがたくさんの笑顔に元気をもらいました。これからもよろしくお願いします! 文:石橋佑季(九州大学) 写真:九州大学末廣研究室 | |
2018年08月04日 林田団地 今回は九大KASEIチーム初めての組手什WSを林田団地の住民の方達と行いました。話し合いながら、靴箱・椅子型収納・洋服タンスなど、収納具をメインにたくさん作成しました。やはり靴箱は大人気でした。前日に予習をしながらも、なかなか難しい作業でしたが、作成した後のみなさんの『ありがとう』という言葉と、『助かるわ』という言葉を、笑顔とともにいただけたことにホッとしました。男性陣はなかなかこだわりの強い一品を独自に作成してらっしゃいました。体を動かすきっかけにもなるので、すごく楽しんでいらっしゃいました。今回のWSに参加できなかった方も、次回是非参加したいとおっしゃってくださったので、また開催したいと思います。 文:石橋佑季(九州大学) 写真:九州大学末廣研究室 | |
2018年07月22日 南出口団地 徐々に仮設団地から退居される方も増えてきている中、南出口仮設団地で行なわれる夏祭りにお誘い頂きました。夏祭りを楽しみながらKASEIは準備や後片付けに加勢。初めて南出口仮設団地に足を運んだのは二年前で、その時は「みんなの家」にあるカレンダーもボランティアやイベントの予定で一杯でしたが、徐々にその数も減ってきていると感じました。夏祭りの最後は、参加したボランティア団体と住民の方による「熊本頑張ろう」の合唱。自分達もKASEIとして最後までできることを頑張ろうと思います。 文:西野雄太(福岡大学) 写真:福岡大学四ヶ所研究室 | |
2018年06月24日 林田団地 6月24日に林田団地で、今年7月5日に一周年の追悼式を行うときに用いる竹灯籠を住人の方達と一緒に作成してきました。竹を住民の方達と協力して切り、そして水で汚れをとり、磨きました。最後には『朝倉頑張れ』というメッセージを九大KASEIチームのメンバーが各々の言葉で竹灯籠の裏側に書き込みました。後日談にはなりますが、生憎の雨で7月5日の追悼式は8月5日に延期になりながらも、無事に執り行われました。住民の方に加えて、私たち、そしてたくさんのボランティアの方達とともに今後の朝倉の復興を祈願してきました。『頑張ろう!朝倉』 文:石橋佑季(九州大学) 写真:九州大学末廣研究室 | |
2018年06月16日 熊本市さんさん二丁目団地 みんなの家に設置する手摺についての話し合いも兼ねて地域の住民の方々と流しそうめんをしました。流し台を手作りで作ったため、当日は暑い中での作業でしたが小さい子供からお年寄りの方まで楽しんでいただき、予想以上に盛り上がりました。手摺の話し合いでは手摺の事だけでなく、住居内の使われ方や暮らしの工夫、仮設団地を出た後の暮らしについての住民の声などを聞くことができました。いくつかの問題箇所があったので新たな改善策を提案し、応用の効く多機能性を考えたいと思います。そのためにやるべき事を明らかにし、共有して実践することが大切なのでこれからも微力ながら復興のお役に立てればと参加させていただきたいと思います。 文:近藤るい(九州産業大学) 写真:九州産業大学矢作研究室 | |
2018年05月21日 小池島田第一団地 小池島田第一仮設団地のみんなの家にて靴箱の作成を行いました。雨の日にみんなの家に集まると靴が室内に入らなくなり雨で濡れてしまう状況でした。そこでたくさん靴が入るような大きい靴箱を作成することになりました。作成当日は切った木材をやすりで整え組み立てました。靴箱の一番下の板を長靴が収納できるよう取り外し可能にしました。木のサイズが違いてこずりましたが住民の方たちの協力のおかげで無事作成することができました。完成した靴箱はすぐに住民の方たちが使用されていて頑張って作ったかいがあったなと感じました。 文:谷本優希(崇城大学) 写真:崇城大学西郷研究室 | |
2018年05月20日 室第二団地 この日は、テーブルを作成。「2018.04.01意見交換会」や「2018.04.21 組手什.簾WS」の活動時から住民の方と打合せ、1ヶ月ほど他の活動と平行して準備を行ってきました。事前に大学で部材を加工し、現場では組立と塗装。「みんなの家」との調和を考え、一部建物外壁と同じ弁柄色の塗装をしています。テーブルができると自然と住民の方が集まり談笑。「みんなの家」での活動に広がりをつくる事ができたと思います。今回のテーブル作成も過去の活動を参照しながら準備を行いました。これからも次に繋がるような活動を積み上げて行きます。 文:西野雄太(福岡大学) 写真:福岡大学四ヶ所研究室 | |
2018年04月21日 室第二団地 KASEIではお馴染みの活動でもある組手什による家具作りWSを室第二仮設団地でも行う事になりました。新しくできた「みんなの家」で使ってもらえるような収納やゴミ箱、靴箱といった家具を作成。スケールや用途はあらかじめ住民の方と相談していた為、作業も順調に進み、当初の予定にはありませんでしたが、追加で東屋型の「みんなの家」に簾をかける作業も行いました。簾は暑い夏の日差しと外からの視線を和らげます。竣工したばかりの「みんなの家」にも徐々に物が増え、生活の様子が見えるようになりました。 文:西野雄太(福岡大学) 写真:福岡大学四ヶ所研究室 | |
2018年04月14日 テクノ団地 熊本地震から2年経った4月14日、テクノ仮設団地では追悼の集いが行われた。準備されていたLEDライトを住民の方々と一緒にみんなの広場に並べた。ライトは「忘れない 4.14・16 益城町」というメッセージとハートなどのマークに見えるよう並べられた。その他にも竹灯篭や住民の方が製作した横断幕も置いてあった。作業は夕方頃から始め、並べ終えた頃には日も暮れ、メッセージが浮かび上がりとても綺麗だった。天候には恵まれず、大雨の中での作業だったが、改めて復興に向けての思いを見つめ直すことが出来た機会だった。 文:野田歩実(熊本県立大学) 写真:熊本県立大学佐藤研究室 | |
2018年04月01日 室第二団地 南阿蘇村室第二仮設団地「みんなの家」の完成を祝って、祝賀会を行いました。完成した「みんなの家」の使い方などに関する意見交換会を兼ねていたため最初は何とも堅苦しい雰囲気でしたが、ご参加いただいた工務店の方が用意してくださったお刺身の登場に助けられ、和やかな空気のもと住民の方との会話を楽しみながら、沢山のご要望をいただきました。まずはテーブルなどの家具を作成し、「みんなの家」を使うきっかけをつくることに。これまでの経験を活かしながら、ものづくり・ことづくりによる活動を行っていきます。 文:西野雄太(福岡大学) 写真:福岡大学四ヶ所研究室 | |
2018年03月17-18日 室第二団地 3月9日より、室第二仮設団地「みんなの家」の竣工に向けてKASEIとして行ってきた塗装作業も17日-18日の作業で最後となりました。養生されていた床を塗装した後、敷石による「みんなの家」の外構整備を行いました。「みんなの家」アプローチ部分の敷石作業では、現場の工務店の方、職人さん達に指導・補助していただき、格段に良い出来栄えに。作業を終え、学生も職人さん達も写真撮影を始め、談笑しながら喜びを共有することができました。これからもまたKASEIとして、「ものづくり」と「ことづくり」を継続しながら住民の方々にとって少しでも心地よい場所になるような活動をしていきます。 文:西野雄太(福岡大学) 写真:福岡大学四ヶ所研究室 | |
2018年03月15日 室第二団地 二度目の塗装WS。初めての塗装作業から数日が経ち、学生全員、塗装を終えた外壁の色を確認しながら、建築が完成に向かっていく時間を体感。この日の作業は塗りきれなかった外壁を塗装した後、床と内壁、軒天などを塗装。内壁や床は柿渋のみの塗装になりました。徐々に作業にも慣れてきましたが、塗装を終えた箇所をみると所々にムラが。職人さんの技術力・業を実感します。なかなか体力の必要な作業が続いていますが、登下校中の小学生の元気な挨拶や、住民の方からの労いの言葉に元気をいただきながら、残りの作業もしっかりKASEIできるように頑張りたいと思います。 文:西野雄太(福岡大学) 写真:福岡大学四ヶ所研究室 | |
2018年03月09-10日 室第二団地 室第二仮設団地「みんなの家」の竣工に向けて、3月より学生による塗装作業が始まりました。現場のスケジュールと並行し、まずは足場を必要とする外壁から塗装を行うことに。塗装には自然由来の塗料である柿渋に弁柄を混ぜたものを使用しています。残念なことに天候に恵まれず、予定より作業時間が短くなりましたが、何とか高所作業を終えることができました。慣れない塗装作業に苦戦していますが、竣工に向けて自分達にできる事を一つ一つ積み重ねていきます。 文:西野雄太(福岡大学) 写真:福岡大学四ヶ所研究室 | |
2018年02月23日 林田団地 1月30日に林田団地の屋外用テーブル設計の打ち合わせを行い、打ち合わせで出てきた問題点を修正したのちに、2月23日に九州大学にて折り畳みテーブルのモックアップを作成しました。テーブルのモックアップは2種類作成しました。やはりいざ作るとなるとうまくいかないところがたくさん出てきましたが、苦労しながらも1日で2種類のテーブルを作り終えることができました。モックアップを実際に作ることで設計の問題点がいくつも発見できました。出てきた問題点を改善し、次回は朝倉の林田団地で本番の制作を行います! 文:遠藤由貴(九州大学) 写真:九州大学末廣研究室 | |
2018年2月17日 御領団地 御領と曲野長谷川の2つの団地で組手什を使った家具づくりのワークショップを開催しました。ワークショップは1世帯に学生1人がついて、設計から組み立てまでを一緒に行いました。住民の方々から「いいものができて良かった」「これから大切に使うね」と言っていただき、私たちも嬉しかったです。今回参加する予定だったけど来ることができなかった方や、もっと作りたいという方もいらっしゃったので、また開催できればと思っています。今回私たちは組手什を使うのが初めてでしたが、有明高専の方々にサポートに来ていただき、無事に終えることができました。ワークショップの進め方や注意すべき点など、たくさん学ぶことがあり、勉強になりました。 文:赤松麻由 (鹿児島大学)(一緒に活動した大学:第一工業大学、福山市立大学、有明高専) 写真:鹿児島大学鷹野研究室 | |
2018年01月15日 林田団地 朝倉の林田団地にて、自治会長と集会所管理人の方と今後の活動について打ち合わせを行いました。私たちが設計の手伝いをさせてもらった集会所はしっかりと住民の方々に使われているようでうれしかったです。また、打ち合わせでは2つの要望があり、集会所の前庭で使えるような屋外用のテーブルと集会所外の隅に設置された洗濯物の乾燥機の上部に雨よけを作ってほしいということでした。テーブル作りは熊本で何度も行ってきたのでその経験がいかせそうです!雨よけもKASEIの別チームが熊本で作成していたので、それも参考にしながら設計していこうと思います! 文:遠藤由貴(九州大学) 写真:九州大学末廣研究室 | |
2018年1月12日 東峰村 東峰村仮設団地へ九産大チームと九工大チームで訪問しました。平日ということもあり、お仕事で出ている人もいましたが、たくさんの要望や現在の状況や東峰村の事などお話しすることができました。今でも行事等も多く、地域住民同士での交流も盛んなようでたまに冗談を交えるなど雰囲気がとてもよかったです。仮設住宅の話では、率直に「家が欲しい」や「デッキを増やしてほしい」「収納が欲しい」「みんなの家に靴箱が欲しい」など要望が挙がりました。住民の皆さんはとても明るく、私たちも終始楽しくお話しできたので良かったです。今回挙がった要望にお応えできるよう積極的に活動していきたいと思います。 文:小澤成美(九州産業大学) 写真:九州産業大学矢作研究室 | |
2017年12月28日 岩坂団地 気温は低かったものの暖かな日差しの下、岩坂団地で餅つきをしました。住民とボランティアの方々、九州工業大学を合わせて50人弱と多くの人が参加しました。つく餅の量は多かったですが九州工業大学の男性チームで元気よく餅をつききりました。途中で参加していた子どもたちと一緒に「1、2、3!1、2、3!」と声をかけながら順番にお餅をついていき、とても賑やかであたたまる雰囲気に包まれました。ついた餅はお母さん方に一つ一つ丸めていただきました。最後にはダゴ汁とつきたてのお餅を参加者全員でいただき、笑顔で終わることができました。これからも仮設団地に若さと元気を届けていきたいと思います。 文:大久美保(九州工業大学) 写真:九州工業大学徳田研究室 | |
2017年12月23日 林田団地 朝倉の林田団地で開催された餅つきのイベントへ行ってきました。今回の餅つきイベントはグリーンコープさんが主催されており、私たちはそのお手伝いをさせていただきました。力のある学生は餅つきを手伝い、女の子は集会所の中でつきたての餅を雑煮やきな粉餅にするお手伝いをしました。つきたての餅はとてもおいしかったです。当日は小さな子供からお年寄りの方までたくさんの住民の方に参加していただけました。また、イベントの後半では、ピエロに扮した劇団員の方々による曲芸大会も開催されて1日中大盛り上がりでした。 文:遠藤由貴(九州大学) 写真:九州大学末廣研究室 | |
2017年12月17日 頓田団地 9月に伺ってからしばらくして、みんなの広場仮設団地にて餅つきが行われるとの一報があり、九州大学と福岡大学で加勢しに朝倉へ行きました。ただ「加勢」とは言ったものの、餅つきは、住民の方々、グリーンコープ、エフコープの方々(他のボランティア団体)が主となって行われたもので、私達は、住民の方々に仮設団地での生活についてお話を伺いながら、つきたてのお餅をふるまっていただきました。このような「コト」を通して住民の方とコミュニケーションをとることで、KASEIについて知ってもらう良い機会になったと思います。この餅つきをきっかけに、これから「みんなの広場仮設団」に加勢していければと思います。 文:西野雄太(福岡大学) 写真:福岡大学四ヶ所研究室 | |
2017年11月23日 乙女第一団地 6/30に設置した鳥よけの補強を行いました。9/30のヒアリングの時点で大きな鳥は来なくなり、鳥よけを設置しなかった反対側に来るようになったと報告を受けました(反対側は問題がないので変わらず未設置)。しかしまだ小さな鳥が来て糞を落とすと聞き、今回の補強となりました。今回の作業では以前張った水糸に加え、隙間を狭くするかたちで水糸を追加。今後効果の有無を確かめる必要があります。作業中には通りかかった住民の方が梯子を支えてくださったり、アイデアを出してくださったりと、協力していただく場面が印象に残りました。みんなの家を訪れる度に暖かく迎えていただいているので、こちらが支えられているように感じます。今後も期待に添えるような働きをしていきたいです。 文:西田みずき(熊本高専) 写真:熊本高専下田研究室 | |
2017年11月19日 木山団地 今回は、風防壁の設置によってできたスペースに置くための靴棚を製作する目的で、組手什を使った靴棚製作のワークショップを行いました。45組を学生と住民の方々が一緒に作りました。スケジュールがタイトであったためバタバタする場面もありましたが、住民の方々も楽しそうに取り組んでいるように思いました。また、作業に協力していただいたボランティア団体の方や段取りを行っていただいた自治会長さん、材料を用意してくださった上益城振興局の職員さん等色んな人のサポートのおかげで実施することができたことを実感し、今後も協働しながら少しでも住環境を改善できるように活動していきたいと思いました。 文:桑原建大(山口大学) 写真:山口大学内田文雄研究室 | |
2017年11月08日 御領団地 9月に竣工したみんなの家でお茶会を開催しました。このお茶会が、御領仮設団地のみんなの家での初めての集まりでした。平日の昼間ということもあり、人数は少なかったですが、区長さんや団地以外の方も参加してくだいました。お茶会ではみんなの家について、「せっかくいいものをつくっていただいたから、もっとたくさんの人に利用してもらいたい」というありがたい意見をいただきました。また、たくさんおしゃべりをした後は射的ゲームをして盛り上がりました。みんなの家自体は小さいですが、今回のように、この団地の方々はもちろん周辺住民の方々にも、みんなの家をもっと日常的に利用していただけるように活動を続けていきたいと思います。 文:赤松麻由(鹿児島大学) 写真:鹿児島大学鷹野研究室 | |
2017年11月04日 テクノ団地 2017年11月4日(土)に益城町テクノ仮設団地で「組手什 家具作りワークショップ」を開催しました。熊本県県央広域本部上益城地域復興局の協力のもと、有明工業高等専門学校と熊本県立大学の学生21名で行いました。ワークショップには、事前予約をしていただいた30世帯と当日に対応した2世帯の合計32世帯に参加していただきました。家具の種類やサイズを住人の方々の希望にあわせて製作できたため、参加していただいた方から「ありがとう」や「これで家が片付くよ」などの喜びの声が聞けて良かったと思います。また、参加した学生からも「またやりたい」との声が上がっており、とても良いワークショップができたと思います。 文:小嶋晃平(熊本高専) 写真:熊本高専下田研究室 | |
2017年09月30日 乙女第一団地 ゴミ捨て場や鳥よけを作成して約2か月経ち、使用感の確認に伺いました。お話を聞いたところ、ゴミ捨て場に設置した猫よけのネットはきちんと機能しており、ネットの昇降の負担も少ないとのことでした。鳥よけについては、まだ鳥が来てフンを落とすとのことだったので、今後改善の必要がみられました。乙女第2団地に設置したテーブルについても、お茶会で使われているとのお話を聞くことができました。住民の方の声からは「話ができるだけでも嬉しい」や「今度はたくさん学生さん連れておいで」と暖かいお言葉をいただき、今後は高専内で統一した活動ができるよう努力したいと思いました。 文:小嶋晃平(熊本高専) 写真:熊本高専下田研究室 | |
2017年09月30日 白旗第二団地 隣接する白旗第一団地には談話室や集会所がありますが、第二団地にはなく住民の方は住棟間のベンチの所にいつも集まっているようでした。夏場は住民が仮設的に屋根や照明をつけて、日中や日が沈んだ後でも集まれるようにしていたそうです。ここは屋外ではあるものの第二団地の住民の方にとっては談話室や集会所のような場所になっています。この場所に、屋外で使用すること、持ち運びしやすいことを考え、軽量の折り畳み式テーブルを設計しました。住民の方との会話を通し、住民の退去が進んでおり、第一団地では空室に新しい入居者が入っていることがわかり、団地の住民と新しく入居した人達の関係がどのようになっているのかが気になりました。 文:鶴田敬祐(九州大学) 写真:九州大学末廣研究室 | |
2017年09月26日 木山団地 前回の活動に引き続き風防壁の設置を行いました。今回は学生を13名に増やして活動を実施し、より手際よく行うことができました。設置したとこの住民さんからありがとうと言ってもらったり、飲み物をごちそうになったりし、炎天下の中がんばることができました。また、お昼は住民の方々が準備してくださった料理を学生、住民、ボランティア団体の方々と一緒に囲み、談笑しながらの食事を行いました。さらに、風防壁の設置によってできたスペースに靴棚を置きたいという意見があったので、組手什の現物を持ち込み、確認してもらって、次回の活動は組手什製作を行うことにしました。 文:桑原建大(山口大学) 写真:山口大学内田文雄研究室 | |
2017年09月26日 頓田団地 2017年7月。福岡県は朝倉市、大分県は日田市を中心に発生した集中豪雨、「九州北部豪雨」が大きな被害をもたらしました。これまで熊本地震の被災地に建設された仮設団地にて、一緒にKASEIとして活動を行ってきた九州大学芸術工学部と福岡大学は、朝倉市の頓田に建設された「みんなの広場仮設団地」と呼ばれる仮設団地にて、熊本と同じように支援活動をさせていただくこととなり、9月26日に住民の方にお話を伺いに朝倉へと向かいました。まずは、仮設団地の状況に寄り添いながら、自分たちに何ができるのかを考えていきたいです。少なからず、これまでの経験蓄積がいかせればと思います。 文:西野雄太(福岡大学) 写真:福岡大学四ヶ所研究室 | |
2017年09月22日 林田団地 私たちは九州北部豪雨により朝倉に建設された仮設住宅団地の集会所の設計をお手伝いしました。そして、朝倉林田団地の集会所が完成したということで、集会所完成パーティーを行いました。今回の集会所完成式パーティーが林田団地での初めての活動となりました。パーティーでは、焼きそばや餃子を住民の方々と一緒に作りました。パーティーの最中に住民の方々とお話をすると、やはり仮設住宅での生活にはなかなか慣れずに大変そうでした。私たちが熊本の仮設住宅団地で行ってきた活動の経験をしっかりと活かして、少しでも住民の方々のお役に立つことができるように頑張っていきます!! 文:遠藤由貴(九州大学) 写真:九州大学末廣研究室 | |
2017年09月22日 内牧団地 熊本市内牧団地みんなの家が完成し、鍵渡し式を行いました。式には、多くの団地の住民の方々が参加してくれてとても楽しい式となりました。終わった後には住民の方々にもみんなの家に入って見ていただき交流会が行われ、住民の方々からの要望にあった玄関口の広い土間や畳のスペースでは腰を下ろして団地でのお話を聞かせていただきました。「これからたくさん使って行きたい」という声もたくさん聞かせてもらいました。お堀が団地に隣接している敷地であるため川沿いに設置されたデッキからは春になれば桜を見ることができるので住民の方々にもとても気にいってもらえ、楽しみにされていました。今後kaseiとして何ができるか検討して行きたいです。 文:小澤成美(九州産業大学) 写真:九州産業大学矢作研究室 | |
2017年09月10日 木山団地 10軒分の風防壁作りと設置を、これまで風防壁の設置を行ってきたボランティア団体の方に指導していただきながら学生6名で行いました。午前中は木枠作りに励み、昼食は住民の方々が作ってくださったカレーを一緒に食べ、午後は設置作業を行いました。ベースとなる木枠作りよりも、現場合わせの設置作業の方が中々思うようにはまってくれず難航しましたが、徐々に慣れていき、最終的には学生だけでも手際よく設置できるようになりました。また、この風防壁は雨風を防ぐだけでなく、壁と住戸の間にできるスペースを収納等にも使えて、手狭なプレハブ住宅の中を快適にする効果もあることに気づき、次回も風防壁の設置を行なおうと思います。 文:桑原建大(山口大学) 写真:山口大学内田文雄研究室 | |
2017年08月23日 御領団地 御領仮設団地の建設されたみんなの家の縁側の床張り作業を行いました。御領仮設団地のみんなの家は、建物全面に縁側が広がっているところが特徴で、その建物の特徴となる縁側の建設のお手伝いをすることができ、大変貴重な経験をさせていただきました。無垢の木材を使用したため、わずかな変形があり、微調整を行いながら床を貼っていく作業は難しかったですが、建設業者の方にアドバイスを頂きながら完成することができました。今回は精度が必要な作業であったため、建設業者の方とKASEIの学生のみでの作業となりましたが、これからは完成したみんなの家で、団地の方と一緒に活動ができることを楽しみに思っています。 文:林田真知(鹿児島大学) 写真:鹿児島大学 | |
2017年08月06日 乙女第一団地 事前の実測調査と設計図をもとにゴミ捨て場の改修を行いました。既存のゴミ捨て場は3分の2のスペースしか使用していないとのことだったので、改修後のゴミ捨て場は向かって左側の2つのスペースを均等に区切ることに。できる限り既存のものを活かしたものとし、新くし使用する木材には事前に防腐剤を塗布しています。改修前は鳥や猫除けとしてのネットが"とりあえず"ゴミの上に被せてあるような状態で、ネットと地面の隙間から侵入してきていました。回収後にはネットがすっきりと収められ隙間を無くすことができ、見た目も整えることができました。今後は猫被害の軽減が出来たかを後日確認しに行く必要があります。 文:西田みずき(熊本高専) 写真:熊本高専下田研究室 | |
2017年07月31日 室第二室第二団地 7月10日に室第二仮設団にお住いの皆様と行った「みんなの家」の意見交換会から程なくして、今回、一緒に「みんなの家」をつくってくださる工務店の方との打ち合わせを行いに熊本へ。加えて、室第二仮設団地の近くにある小学校や中学校、高校の生徒さんと、「みんなの家」を介した交流ができないかと、教育委員会の方との話し合いも行いました。室第二仮設団地への通りは、沢山の子ども達の通学路であり、明るい挨拶が住民の方々に元気を届けています。「みんなの家」が子どもたちにとっても気軽に立ち寄れる場所になり、仮設団地により一層元気を届けるきっかけとなれば幸いです。 文:西野雄太(福岡大学) 写真:福岡大学四ヶ所研究室 | |
2017年07月25日 新松原団地 私たち田上研究室は、7月25日に開催された宇土市新松原仮設団地「プッシュ型みんなの家」設計ワークショップに参加してきました。プッシュ型みんなの家とは、小規模仮設団地に整備される集会所のことです。この集会所は、みんなの家として使用された後は地域住民の方も公民館として利用される予定のため、ワークショップには仮設団地にお住まいの方だけでなく、地域住民の方もお呼びしました。建物の形だけでなく、建物の使い方やお庭に植える植物のことなど、幅広い意見を交わすことができました。地域に根付いた「みんなの家」になるよう、今後も住民の方々と一緒に作り上げていきたいと思います。 文:福田健(九州大学) 写真:九州大学田上研究室 | |
2017年07月21日 乙女第二団地 乙女第2団地のみんなの家で使うテーブルの作成・設置を行いました。以前行った住民の方々からのヒアリングやデザイン検討より設計を行い、現在使っている椅子に合う、大人数が使用できるテーブルとなりました。部材のカットは学校で行い、現地で組み立てました。組み立て後は実際に設置し、ずれのチェック、椅子とのサイズ感の確認を行いました。作業後、早速テーブルを囲んでの座談会となり、製作の達成感を得ることができました。今後は、このテーブルが親しみを持って使われるよう、住民の方の意見を取り入れながら調整していくとともに、テーブルを囲んだ"ことづくり"にも取り組んでいきたいと思います。 文:小嶋晃平(熊本高専) 写真:熊本高専下田研究室 | |
2017年07月15日 木山団地 しばらく活動を行なえていなかったため、現状を把握する目的で団地内を歩いて回り、その後、自治会長さんとお話をして、木山団地において僕たちにできることを探しました。困っていることは、たくさんありましたが、現在、「風防壁」という雨風を防ぐため、玄関先に設置する壁を自治会とボランティア団体で協力して、全住戸に設置しようとしていることを伺いました。そこで、次回の活動では僕たちも、その風防壁作りと設置をお手伝いすることを決めました。また、僕たちも意見交換会や竣工パーティー等で関わった本格型みんなの家は、住民のみなさんによく使ってもらっているようで、嬉しく思いました。 文:桑原建大(山口大学) 写真:山口大学内田文雄研究室 | |
2017年07月10日 室第二団地 2017年6月。これまでKASEIとして活動を共にしてきた九州工業大学と福岡大学は、大津町に位置する、室第二仮設団地に建設される「みんなの家」の設計をさせていただくこととなりました。みんなでつくる集会所「みんなの家」。住民の方々と一緒になってつくるために、幾つかの提案とお茶菓子をもって仮設団地にお邪魔し、意見交換会を行いました。用意した模型や図面をもとに、どんな空間がいいか、どんな使い方が出来るだろうかと、たくさんのご意見をいただきました。室第二仮設団地とまちの人々。沢山の人にとって親しみのある「みんなの家」になるように、完成、そしてその先までしっかりと加勢していきたいと思います。 文:西野雄太(福岡大学) 写真:福岡大学四ヶ所研究室 | |
2017年07月08-09日 白旗第二団地 白旗第一団地にはみんなの家や花壇があり住民の方が集まる場所がありますが、住戸数が少ない第二団地にはみんなが集まる場所が少ないため、以前住民の方から花壇をつくってほしいと要望がありました。そこで、わたしたちはベンチ付きの花壇を2つ作りました。事前にみんなの家にチラシを貼り、お花植えを住民の方と一緒に行えるようにしたので、当日はお花植えの土を入れたりお花を植えたりする際に住民の方や子供達が参加してくれました。また、作業中に住民の方が花壇を軽トラに乗せて運んでくれたり、工具を貸してくれたり、住民の方の協力のおかげで作業がスムーズに進みました。この花壇をきっかけに住民の方が集まることを期待します。 文:河村悠希(九州大学) 写真:九州大学末廣研究室 | |
2017年07月02日 宇土市境目団地 境目仮設団地で植木鉢カラーペイント計画を実施しました。浦田仮設団地に続き2回目のカラーペイント計画です。KASEI側の参加人数の多さや天候などを前回より反省し、10人以下の少人数で参加し、WSも室内での活動を中心に行いました。多くの住民の方々に参加していただき、とても楽しいWSを行うことができました。WSを行いながら住民の方から「植木鉢が集まるととてもかわいいね〜」「暑かけど、楽しかった〜」と嬉しいお言葉をいただき、WSをしてよかったなと思うことができました。このWSを行い、住民の方と感情を”共有”することの大切さを学びました。これからも住民の方々に”元気”を届け少しでも力になれればと思います。 文:明治強照(鹿児島大学) 写真:鹿児島大学柴田研究室 | |
2017年06月30日 乙女第一団地 乙女第一団地のみんなの家に糸の鳥よけを設置しました。住民の方々へヒアリング調査を行い、玄関の上に鳥が巣を作ってしまい、鳥のフンが落ちてきて困っているとのことでした。そこで、鳥が巣を作らなくなるように蛍光色の糸を使った鳥よけの設置を住民の方々に提案しました。住民の方々からも糸の鳥よけの設置を希望していただき、みんなの家に糸の鳥よけを設置しました。作業を行う中で住民の方々の笑顔を見ることができ、また、感謝の言葉を伝えていただき、うれしい気持ちになりました。これからも住民の方々の思いや願いを少しでも実現することが出来るように自分たちにできることをやっていきたいと思います。 文:永野蓮太(熊本高専) 写真:熊本高専下田研究室 | |
2017年06月17日 白旗第一団地 山口大学の方と一緒に、前回のグリーンカーテン設置希望アンケートを元に、各住戸にグリーンカーテンの設置を行いました。希望された人数分の材料を大学で用意し、当日は16軒に設置作業をしてまわりましたが、事前の希望者以外にも設置を望む住人の方がいらっしゃったので、不足した材料を買い足しに行きました。作業をしていると住人の方が話しかけてくださり、育ったゴーヤをどう料理するかで盛り上がリました。予定よりも早めに作業が終わり、夕方にはみんなの家に集まってきた子供たちと遊び、夜は月毎開かれているイベントに招いていただき、団地での賑やかで楽しそうな食事風景を見ることができました。 文:大谷芽衣(九州大学) 写真:九州大学末廣研究室 | |
2017年06月08日 室第二団地・新松原団地 住民の皆様のご要望から大津町室第二仮設団地と宇土市新松原仮設団地にプッシュ型みんなの家の建設することになり、九芸工・福大・九工大合同チームがこの建設に加勢する運びとなりました。まずは限られた敷地でどのようなみんなの家が考えられるか、県と市と町の方々と現地で打ち合わせを行いました。その後、福大と九工大は大津町室第二仮設団地を担当し、九芸工は宇土市新松原仮設団地を担当することになりました。それぞれの団地で意見交換会を行い、住民の方々が気軽に利用できるみんなの家を目指していくとともに、スピード感を持って設計していきたいと思います。 文:大久美保(鹿児島大学) 写真:九州工業大学徳田研究室 | |
2017年05月30日 白旗第一団地・乙女第一団地 乙女第一団地、白旗第一団地にグリーンカーテン設置と、グリーンカーテン設置希望アンケートを全戸に配布し、回収場所としてみんなの家にBOXを配置しました。甲佐町地域支え合いセンターの方も現地にいらっしゃって、一緒になって住民の方から話を聞きました。今回はみんなの家へのグリーンカーテン設置でしたが、話を聞くと個別の住戸にもグリーンカーテンが欲しいという声が多く聞こえたので、希望アンケートの結果に寄り添い、個別にも配置していきたいと思います。個別グリーンカーテン設置イベント運営の仕方ですが、全戸全てKASEIで設置することは難しいので、どこまで学生が作業し、どこまで住民の方にしてもらうか線引きが必要だと考えます。 文:遠藤由貴(九州大学) 写真:九州大学末廣研究室 | |
2017年05月28日 宇土市浦田団地 浦田仮設団地で植木鉢カラーペイント計画を実施しました。“モノ”ではなく”コト”作りを行うという今年度のKASEIの目標から思案し、この計画が生まれました。団地を明るくしようという鹿児島グループの共通意識から、色彩を使ったWSです。色彩には人の心を癒す効果があるとされ、子どもだけでなく、大人の方々も楽しくWSに取り組むことができ、創造力も養うことができたと感じています。作業内容としては、植木鉢の代用品とした塩ビ管にカラーペイントを行い、その塩ビ管の中に、土や軽石を入れ、植栽を行いました。初めて参加したメンバーも多い中で、課題もありましたが、これからも住民の方々に”元気”を届けることを目標に頑張ります。 文:明治強照(鹿児島大学) 写真:鹿児島大学柴田研究室 | |
2017年05月28日 美里町 私たちは5月28日に美里町の3つの仮設団地でゴーヤカーテンの設置を行いました。当日は暑い中での作業となってしまいましたが、たくさんの方が設置を希望してくださいました。ゴーヤカーテンは各住戸に設置するものでしたが、みんなで協力しながら楽しく作業をすることができたと思います。設置後は住民の方々から、「これからゴーヤができるのが楽しみ」「夏も涼しく過ごせそう」「来てくれてありがとう」など、嬉しいお言葉もいただきました。美里町は担当の地域ではありませんでしたが、住民の方々が温かく迎え入れてくれ、こちらもすぐに馴染むことができました。今後も機会があれば、まだ行ったことのない団地に出向いていこうと思います。 文:赤松麻由(鹿児島大学) 写真:鹿児島大学鷹野研究室 | |
2017年05月27日 南阿蘇村 これからの暑い夏の日々を前に、日差しを和らげるゴーヤのグリーンカーテンが仮設住宅につくられるということで、私たちも南阿蘇村にある加勢ノ上仮設団地、陽ノ丘仮設団地、下野山田仮設団地での設置活動に加勢してきました。当日は天気も良く、まだ5月とは思えない暑さで、慣れない作業に苦戦する場面もありましたが、住民の方からお菓子や冷たい飲み物などの差し入れをいただきながら、なんとか要望のあった全ての仮設住宅に設置することができました。この先の厳しい夏の暑さを少しでも和らげてくれればと思います。今後も仮設団地での生活が少しでも良くなるように、ものづくり、ことづくりを通じて加勢していきます。 文:西野雄太(福岡大学) 写真:福岡大学四ヶ所研究室 | |
2017年05月26日 甲佐町乙女第1団地・第2団地 第1・2団地でそれぞれ製作する予定のもののデザイン・機能等を住民の方に提案し,意見を得ました。第1団地では,ごみ収集所のデザインについて大まかな方向性を確定することができました。鳥の巣対策については,糸を用いた方法に意見が固まりました。第2団地では,既存のベンチに取り付けるテーブルとサイドテーブルの2案を提案したところ,大人数で使えるものの方がよいとの意見をいただきました。また,みんなの家の利用者には高齢者が多く,普段床に座る人はいないとのことだったので,15人程度で使えるダイニングテーブルを計画することとしました。今後は,ごみ収集所とテーブルのデザインを固め,設計図を作成していく予定です。 文:藤井祐稀(熊本高専) 写真:熊本高専下田研究室 | |
2017年04月30日 白旗第一団地 白旗第一団地の規格型みんなの家で本棚製作を行いました。押入れが大きく物をうまく収納できないとの声があり、奥行きがある押入れに前後2つの棚を作り、前の棚はスライドができる仕組みを考えました。前日に大学で材料を買い出し、切り出し、骨組みのサンダーがけなど前準備を行ったことによって、当日は1日で組み立て、仕上げ、設置を行なうことができました。作業をしていると、住民の方が差し入れを持ってきてくださり、そこでみんなの家の使われ方や団地の様子について話を聞くことができました。1日の最後にみんなの家で緑のカーテンを設置することを提案すると喜ばれたので、次回の活動内容として計画したいと思います。 文:鶴田敬祐(九州大学) 写真:九州大学末廣研究室 | |
2017年04月28日 乙女第1団地・第2団地・第3団地 第1〜3団地、それぞれの現状を調査しました。住民の方が不足しているもの、新たに出てきた問題点を教えてくださりました。第1団地では玄関の母屋部分に鳥が巣をつくっているのでその対策、ごみ収集所の改善を、第2団地ではみんなの家で使う家具の改善をお願いされました。第3団地では特に不便なく生活されていました。いずれの団地でも住民の方の意見をゆっくり聞く事ができました。今後、第1団地は鳥の巣対策やごみ収集所のデザインを、第2団地は住民の方々に合ったテーブルを作っていくつもりです。自分たちでつくるだけでなく、住民の方と”一緒に”ということを大切にしていきたいと思っています。 文:藤井祐稀(熊本高専) 写真:熊本高専下田研究室 | |
2017年04月25日 宇城市当尾団地 当尾団地では以前から「夜間の道が暗くて危ない」という声がありました。そこで私たちは今回、プランターの台座に蓄光塗料を塗り、光る台座を夜の道の目印にしようと考え、4月25日に花植えと台座設置のワークショップを行いました。当日は平日にもかかわらずたくさんの住民の方が参加してくださり、みなさんそれぞれ好きなお花を選んで定植をし、すてきな彩りのプランターが出来上がりました。設置場所についても住民の方と話し合いをし、たくさんの意見を言っていただけました。今回参加したメンバーのほとんどが初めての参加でしたが、住民の方々の協力のおかげでスムーズに進めることができました。今後も継続して活動していきたいと思います。 文:赤松麻由(鹿児島大学) 写真:鹿児島大学鷹野研究室 | |
2017年04月15日 御船町東小坂団地 コミュニティスペースで意見交換会を開催しました。仮設住宅、またその周辺に住まわれている25名の方々に集まってもらい、お話を伺いました。会は、区長の引き継ぎから行われ、和やかな雰囲気会で始まりました。それから班分けをして意見を出し合い、最後には各班代表者が発表しましたが、住民が代表者となり発表したり、時には冗談を言ったりと和気藹々とした雰囲気で進みました。住民の方々から、「これっきりではなく、今後も続けていってほしい」という嬉しくもあり頼もしくもある言葉もいただき、継続的な支援や交流の大切さを改めて感じました。発災から1年という節目を迎えましたが、これからも初心を忘れず、思いやりのある支援を目指していきます。 文:藤田智之(熊本大学) 写真:熊本大学田中研究室 | |
2017年03月30日 宇土市境目第2・第3団地 宇土市境目仮設第2・第3仮設団地の「みんなの家」を考える意見交換会を、団地にお住まいの方々と、設計チーム(内田文雄(山口大学、龍環境計画)+西山英夫(西山英夫建築環境研究所))と、山口大学の参加で行いました。私たちが以前、担当した「益城町木山みんなの家」の紹介に始まり、設計チームで考えた計画案の説明、意見交換という流れで進めました。出された意見を参考に、皆さんが使いやすい「みんなの家」を目指します。これから1ヶ月程度の設計作業をして、夏頃の完成を予定しています。団地にお住まいの方同士でも、まだお話ししたことない人がいるみたいなので、この「みんなの家」がきっかけになれるよう今後の活動に取り組んでいきます。 文:桑原建大(山口大学) 写真:山口大学内田研究室 | |
2017年03月14日 甲佐町乙女第3団地 乙女第3団地へ既存のごみ捨て場の修繕に行きました。乙女第3団地でモノを作る活動はこれが初めてでした。団地に到着すると、なんと住民の方々がお昼ご飯を準備してくださっていて、みんなの家でお腹いっぱいご飯をごちそうになりました。作業の合間にはおやつも持ってきてくださって、おやつをいただきながら今の生活で大変なことなどいろいろなお話が聞けました。肝心のごみ捨て場修繕は、既存のごみ捨て場の微妙な寸法の違いに多少手こずることはありましたが、より使いやすいごみ捨て場になったと思います。今回の活動を第一歩に乙女団地をどんどん加勢していきたいと思います!! 文:鶴田敬祐(九州大学) 写真:九州大学末廣研究室 | |
2017年03月02日 阿蘇市内牧団地 阿蘇市内牧仮設団地みんなの家の意見交換会に行きました。場所は、内牧仮設団地近隣の公民館で、九州産業大学とrhythmdesignのチームでしました。住民の方は6人と少ない人数でしたが、終始にぎやかな雰囲気で住民の方同士での議論や、いくつかの案に対して積極的に意見を言ってくださり、みんなの家を必要としていることが強く感じました。常設のみんなの家なので、ずっと使って頂けるようなみんなの家になればと思いました。 文:塩真光(九州産業大学) 写真:九州産業大学矢作研究室 | |
2017年02月28日 熊本市さんさん二丁目団地 熊本市さんさん二丁目仮設団地みんなの家の意見交換会に行きました。舞原仮設団地規格型みんなの家で、九州産業大学とrhythmdesignのチームでしました。今回の意見交換会は、さんさん二丁目仮設団地から離れた場所でしたのもあってか、来てくださった住民の方は少なかったが、思った以上に盛り上がりました。いくつかの案を出して持っていったので、それぞれの案に住民の方の意見を聞けて良かったと思います。住民方々が、たくさん使って頂けるようなみんなの家になればと思いました。 文:塩真光(九州産業大学) 写真:九州産業大学矢作研究室 | |
2017年01月14・15日 南阿蘇村陽ノ丘団地 完成した本格型みんなの家にて、皆で作っただご汁を食べながら、住民の方とお話をしてきました。陽ノ丘仮設団地にしかない縁側のあるみんなの家。その縁側にお母さん達と学生達が座り、和やかにお話をする姿は、そこでしか見る事のできない風景でした。また、みんなの家で使って頂けるようにとテーブルを作りました。そのテーブルを皆で囲み、またお話をしました。これから、テーブルと共に、みんなの家で沢山のそこにしかない風景をつくって頂きたいです。私達も、少しでも力になれるよう、これからも加勢していきたいと思います。 文:西野雄太(福岡大学) 写真:福岡大学四ヶ所研究室 | |
2017年01月07・08日 南阿蘇村陽ノ丘団地 翌週の、だご汁イベントを前に、陽ノ丘仮設団地で住民の方と一緒に準備をしてきました。完成した本格型みんなの家にて、住民の方に振る舞って頂いた美味しいお漬け物とお茶菓子を囲み、時折、世間話を交えながら、食材には何がいいか、調理器具はどうしようかなど、イベントの成功に向けて作戦会議を行いました。「野菜は畑から持ってくるよ」「鶏肉は2kgはいるね」など、やはり、料理の事となるとお母さん方は頼りになります。翌週のイベントでは、我々若い者も仮設団地に元気を届けれるように、しっかり加勢していきたいと思います。 文:西野雄太(福岡大学) 写真:福岡大学四ヶ所研究室 | |
2016年12月18日 南阿蘇村陽ノ丘団地 南阿蘇村の陽ノ丘仮設団地に新しくできた「みんなの家」。住民の方から、オープンイベントでは餅つきをしたい、家具作りなどのDIYがしたい、などの声があったので、それらを実現させることが今回の大きな目的でした。当日ついたもち米は10升で、お雑煮やお汁粉、きなこ餅やあんこ餅など色々な種類に変身し、訪れた人たちのお腹を満たしてくれました。また組手什(くでじゅう)を使った家具作りも同時並行で行いました。たくさんの方がテレビ台や本棚などを学生たちと一緒に作り、仮設暮らしを少しでも快適にするお手伝いが出来たのではないかと思います。サプライズゲストでくまモンも登場するなど、本当に盛り沢山で賑やかな一日となりました。 文:福田健(九州大学) 写真:九州大学田上研究室 | |
2016年12月18日 御船町東小坂団地 コミュニティスペースのオープンセレモニーを行いました。早朝には、地区の年間行事である公民館の清掃に合わせてお寺や神社の清掃や家具を運ぶ手伝いを行い、セレモニーの食事の準備は地域の方々と行いました。セレモニーは豚汁とお赤飯をデッキの上で食べ、多くの人に楽しんでいただけたと思います。クロストークにおいては、地域住民の方の意見をいただく事ができ充実した会になりました。10棟という少ない仮設団地にも集会所が必要という提案を、多くの方の支援により形にできたので、仮設団地居住者以外の方にも使ってもらえるような活動を継続的に行いたいと思います。 文:福嶋海仁(熊本大学) 写真:熊本大学田中研究室 |
|
2016年12月18日 大津町室南出口団地 室南出口で餅つきをしました。もち米の総重量はなんと60kg。九州工業大学、九州大学混合チームの元気と若さで全てつき切ることが出来ました。餅つき前半は「腰が抜けとる!」「それじゃお嫁さんもらえんばい!」と喝が飛び、周囲は笑い声に包まれました。後半には「上手!上手!」と優しいお声をいただき、とても賑やかであたたまるイベントとなりました。ついた餅はお母さん方に慣れた手つきで丸めていただき、仮設団地に住まわれている全世帯にお配りしました。最後はつきたての餅を住民とボランティア全員で頂き、大盛況で幕を閉じることが出来ました。今後もKASEIで継続的なものづくり、ことづくりを通じて仮設団地へ元気と若さを届けて参ります。 文:木村圭佑(九州工業大学) 写真:九州工業大学徳田研究室 |
|
2016年12月17日 益城町テクノ団地 熊本県益城町テクノ仮設団地でカーテン染色WSを行いました。白地のカーテンに青い染料を使用してカーテンを染色しました。カーテンの柄は本格型「みんなの家」のシンボルである桜の花をイメージして模様付けを行いました。11名の住民の方々と一緒に、綺麗なカーテンを作ることができました!このカーテンはみんなの家内の地域支え合いセンターへ設置しました。また、染料が乾くまでの時間を使ってクリスマスツリー作りも行いました。飾りつけはボタンを使って折り紙で子供達に自由に装飾を行ってもらいました。今後も子供向けのWSを中心に住民の方々に楽しんでいただけるような企画を行なっていきたいと考えています! 文:津田桂佑(熊本県立大学) 写真:熊本県立大学佐藤研究室 | |
2016年12月10日 西原村小森第2団地 8月から住民の皆さん、設計者チームと意見会を重ねてきた本格型みんなの家がとうとう完成しました。完成式を前に、先週のワークショップで決定したツツジを住民の皆さんと一緒に植えました。子供たちに入っていいよ、と言うと完成したばかりのみんなの家でお菓子を食べたり、走り回ったり…仮設団地内に子供たちの笑い声が響き、とても賑やかになりました。これまでの意見交換会でも、子供たちの遊び場がないことが問題として挙げられていたので、これからたくさん遊んでもらえたらと思います。私たちKASEIは今後も広場づくりなどを通して、住民の皆さんの仮設団地での生活が少しでも良くなるよう“加勢”していきたいと思っています。 文:前川遥奈(九州大学) 写真:九州大学菊地研究室 |
|
2016年12月10日 西原村小森第3団地 これまで、住民の方や設計・施工関係者の皆様と共に意見を交わし検討してきた本格型みんなの家がついに完成しました。今回の完成式に合わせ第3団地では、以前から検討してきた広場の芝張りWSを行いました。参加された住民の方の中には今回の芝張りをとても楽しみにされていた方もいらっしゃり、また、農業を経験されている方も多く、皆さん慣れた手つきで作業をされていました。今後この芝の上を子供たちが元気に走り回ったり、のんびりと寝転んで遊んでいる姿が見られるのを楽しみにしております。そして、今後も我々KASEIは広場づくりや住環境の改善にむけて少しでも力添えしていきたいと考えております。 文:東幸貴(西日本工業大学) 写真:西日本工業大学岡田研究室 |
|
2016年12月10日 西原村小森第4団地 西原村小森団地みんなの家合同完成式です!第4団地ではみんなの家お披露目に合わせ、佐賀大学平瀬研究室・後藤研究室で豚汁を用意しました。はじめは学生だけで何百人分も用意できるか不安でしたが、地元の方々に助けてもらいながら無事に会を終えることができました。豚汁も美味しくでき、いい匂いで包まれた場となりました。今後の活動は、小森第4団地のみんなの家が本の家プロジェクトのモデルケースになるということもあり、入居者の方々みんなにとってのサードプレイスになるような場づくりをKASEIしていきたいと思います。 文:副田和哉(佐賀大学) 写真:佐賀大学平瀬研究室 |
|
2016年12月9日 大津町室南出口団地 兵庫県立淡路景観学校の講師をお迎えし園芸セラピーが行われました。みんなの家には多くの人が集まり、花の香りで包まれました。イベントの前半にお花の弁当箱を作りました。住民の方々は思い思いに自分たちのお花の弁当箱を作り、タイトルを考えていただきました。中にはお孫さんの名前を付けられた方もいらっしゃいました。後半はハーブの手入浴とハーブティーを飲みながら、皆さんとゆっくりお話しをしました。最後、住民の方々は自分たちで作ったお花の弁当箱を大事そうに両手で持ち「家に飾ります」と嬉しそうに帰られました。このイベントによって仮設住宅の屋内にも少し彩りが足されたのではないのでしょうか。来週は餅つきイベントが開催予定なので、また団地に顔を出しにいきます。 文:木村圭佑(九州工業大学) 写真:九州大学朝廣研究室 |
|
2016年12月4日 西原村小森第2団地 翌週のみんなの家の完成を前に、みんなの家の前の広場をどのようにするかを住民の皆さんと一緒に考えました。桜の木の寄付があるということで、まずは模型を使いながら桜の木の場所を検討しました。ワークショップの途中からは子供たちが何人かやってきて、広場でサッカーがしたい、卓球がしたい、とたくさんの意見を出してくれました。その結果、みんなの家の座敷からよく見える位置に桜を植え、ボール遊びをしても危険がないよう、道沿いにツツジを植えることが決定しました。来週のみんなの家完成式では、住民の皆さんと一緒にツツジを植えます。みんなの家と合わせて、広場もたくさん使っていただければと思います。 文:前川遥奈(九州大学) 写真:九州大学菊地研究室 |
|
2016年12月03日 益城町テクノ団地 みんなの家の完成式が行われました。県内最大規模の仮設住宅団地というだけあって、多くの人が集まり大盛況でした。式典にはくまモンや伊東豊雄コミッショナーも登場しました。宮城県岩沼のお米「ひとめぼれ」のプレゼント、座布団ワークショップでは、普段イベントに参加されないような方とも交流ができました。テクノKASEIチームも、ウォークラリーや家具作りワークショップを企画し、学生がデザインした家具や看板の取り付けも行いました。このイベントをきっかけに、これから住民の方々に愛されるみんなの家になってくれればと思います。今後も継続的なイベントの開催以外にも、住民の方の生活に寄り添った環境改善支援を行いたいと思います。 文:山下瑞紀(熊本県立大学) 写真:熊本県立大学佐藤研究室 | |
2016年11月20日 大津町室団地 九大福大の合同チームで、大津町の室仮設団地に行ってきました。以前より住民の方から、入居してしばらく経つが顔見知りが増えない、子供が参加できるようなイベントがあったら…というような声をいただいていました。そこで、組手什という木工キットを用いた家具作りと、お茶会を開催してきました!当初参加の連絡をいただいていたのは2名のみだったのですが、通りがかった人も参加したり、参加した人が別の人を呼んだりと、最終的には12名ほどの方と、一緒に家具を作ることができました。仮設住宅では家具を新しく買わずに、ものを床に置いたり、ありあわせのもので代用していた方などが多く、組手什は作った後もパーツを組み替えて自由に形を変えることができるので、皆さんにとても喜ばれていました。今後も住民の方のニーズに合った活動を展開していきたいと思っています。 文:福田健(九州大学) 写真:九州大学田上研究室 | |
2016年11月19日 益城町小池島田団地 11月19日に益城町小池島田団地にて、靴棚作りとみんなの家の棟上げを行いました。前もってチラシを配り宣伝していましたが、多くの方々に協力いただけました。午前中に行われた靴棚作りには約20名の住民の方々にご参加いただき、学生が中心になって参加者の方々に靴棚の図面の解説や、作成の際の補助、釘打ちなどを行いその間にもお話をする事ができました。午後の棟上げには靴棚作りに参加していただいた方々だけでなくその他の住戸からも参加される方がおり、合計92名ほどの人数になり非常に盛り上がりました。学生も実際に屋根に登り餅をまきに参加されている方々の笑顔を見る事ができ、今後も小池島田団地を盛り上げていけるよう頑張りたいと思います。 文:宮崎裕太郎(崇城大学) 写真:崇城大学西郷研究室 | |
2016年11月12・13日 甲佐町白旗団地 甲佐町白旗団地の本格型みんなの家の完成式から約一ヶ月、今回はみんなの家のデッキで使用するテーブルを作りに行きました。みんなの家は子供達の遊び場になっているようで、テーブルを作成中もたくさんの子供たちが興味深そうに集まってきてくれました。新たにテーブルと椅子が設置されると、早速子供達のお菓子の時間がはじまりました。作ったものがワイワイ使われている様子を見ると嬉しくなります。また、机の他にも、高校生によって作られたみんなの家の看板も設置されたり、完成式に植えた花壇の花たちも大きく花をつけていたりと、みんなの家の周りがどんどん賑やかになってきました。これからはみんなの家の周りだけでなく、他の箇所に対しても加勢することができたらと思っております。 文:遠藤由貴(九州大学) 写真:九州大学末廣研究室 | |
2016年10月30日 益城町テクノ団地 熊本県立大学と有明高専の合同チームで、益城町のテクノ団地で初めての住民の方との顔合わせとなる活動を行いました。仮設住宅団地に暮らす子供たちとみんなの家のペーパークラフト模型を作るワークショップを開催し、みんなの家ができたら何がしたいのかを考えてもらいました。参加した子供たちは、みんなの家で遊んだり本を読んだりする姿を描き、大人の方からもみんなの家で何をしたいのかを聞く機会を得ることができました。20名の定員にも関わらず、30名弱の子供たちが集まってくれて、大盛況でした。今後は、このワークショップの成果をみんなの家竣工式の際に住民の方々にお伝えし、今後のイベントにいかしていきたいと思います。 文:山下瑞紀(熊本県立大学) 写真:熊本県立大学佐藤研究室 | |
2016年10月30日 西原村小森団地 西原村小森団地はじめての合同イベント、みんなの家合同上棟式に長崎大学・九州大学・西日本工業大学・佐賀大学の小森チームで行ってきました。第2〜第4団地では設計者の日本建築家協会九州支部熊本地域会・熊本県建築士事務所協会・熊本県建築士会青年部会の方々と共に餅まきを行い、第1団地では西原村の特産であるシルクスイートを使って焼き芋パーティーを行いました。餅まきは多くの学生にとっても初めてのことで、貴重な体験をさせて頂きました。小森団地に住む大勢の方々に参加して頂きましたが、中にはこの日初めて一緒に遊んだという子供同士もいて、自己紹介をしたりしてました。これまで各団地ごとで遊んでいた子供達が、初の合同イベントということもあり、団地の垣根を超えて楽しんでくれたのが印象的でした。これからも各大学、協力して小森団地を盛り上げていきたいと思います! 文:副田和哉(佐賀大学) 写真:佐賀大学平瀬研究室 | |
2016年10月30日 南阿蘇村久木野総合センター 10月30日に南阿蘇村にある久木野総合センターで行われた、組手什ワークショップに参加してきました。組手什(くでじゅう)とは、レゴブロックの用に自由に組み立ててオリジナルな家具をつくることができる木工キットです。ワークショップでは、県の職員の方々、参加された7世帯の家族の皆様と一緒に、テレビ台や靴箱、洋服を収納するための棚などをつくりました。小さな子ども達が親御さんと一生懸命、家具をつくり、完成を喜んでる姿をみることができ、素晴らしいワークショップになったと思います。ワークショップ後に、我々がつくった2つの靴箱とテレビ台を室南出口仮設団地、岩坂仮設団地、陽ノ丘仮設団地に寄贈させて頂きました。今後も、ことづくり、ものづくりを通して加勢(KASEI)することができればと思っています。 文:西野雄太(福岡大学) 写真:福岡大学四ヶ所研究室 | |
2016年10月26日 南阿蘇村陽ノ丘仮設団地 南阿蘇村陽ノ丘仮設団地で、新しくできる「みんなの家」を考える第2回目のワークショップが開催されました!第1回目のワークショップで出ていた、キッチンを対面式に、外から入れるトイレが欲しい、などの意見は今回しっかりと設計案に反映されており住民の方からは好評でした。きっとますます住民の方が使いやすい、魅力的な設計になっていくのでは、と思います!建物に関する意見交換の後は、新しいみんなでどんなイベントをしたいのかを話し合いました。年末に竣工する予定なので、餅つきを行いたいという意見も出たり(納豆もち、磯辺もち、鏡餅、お雑煮などなど!)、たくさんの意見が出ました。みんなの家の完成に合わせ、住民の方と協力しながら楽しいイベントを企画していこうと思います! 文:福田健(九州大学) 写真:九州大学田上研究室 | |
2016年10月25日 宇城市当尾団地 10月25日に宇城市当尾仮設団地で開催されたお茶会(どぎゃん会)に参加してきました。お茶会には、みんなの家がいっぱいになるほど住民の方々が集まっていて、盛り上がっていました。初めにKASEIの活動について知ってもらい、その後、お茶会での会話を通して、住民の方々と現状の環境について意見交換をしました。街灯がないため夜が真っ暗で危ないことや雨の日ポストや洗濯物が濡れてしまうなど意見をもらい今後の活動の参考になりました。今後もお茶会に参加し、住民の方々と交流を深めながら、住環境の改善に努めていきます。 文:森永涼平(鹿児島大学) 写真:鹿児島大学鯵坂研究室 | |
2016年10月25日 熊本県総合福祉センター 「火の国会議」に初めて出席してきました。すでに95回目となるこの会議では、参加者は熊本県内外のボランティア団体の代表者の方々で、それぞれの団体の活動内容や地域会議の報告など情報共有を行っていました。今回は初回ということもあり、KASEIの活動内容を簡単に説明してきました。会議の議題で上がっていたのが、ボランティア団体同士や住民との摩擦が多々発生している件で、これから私たちも気をつけなければと思いました。今後は定期的に我々もこの火の国会議に出席し、KASEIが行っている活動の情報を広めたり、他の団体さんとの情報共有が図れたらと考えています。 文:大城俊(熊本大学) 写真:熊本大学田中研究室 | |
2016年10月16日 甲佐町白旗団地 遂にみんなの家の完成式。とても大盛況でした。KASEIでは当日の会場の設営と進行、完成式前の花植え会を行いました。花植え会では住民の方々が張り切って苗や種を植えてくれました。完成式 では県警の音楽隊の素晴らしい演奏もあり、後の内覧会・完成祭では屋台の食べ物・お酒を頂きつつ老若男女、みんなの家を堪能していました。特に小さい子供たちは今までなかった遊び場ができて大はしゃぎ。壁面いっぱいの黒板は大人気でした。震災から約半年、住民の方々の表情が徐々に明るくなってきたのを実感しつつ、これからも白旗団地の為に加勢していこうと考えています。 文:林孝之(九州大学) 写真:九州大学末廣研究室 | |
2016年10月13日 西原村小森団地 10月13日に西原村役場と小森第1~4仮設団地担当の研究室(長崎大学、九州大学、西日本工業大学、佐賀大学)で意見交換会を行いました。内田副村長からは小森仮設団地での課題や提案、西原村の復興についてなど様々なお話をしていただきました。小森仮設団地では10月30日にみんなの家の上棟式を合同で行います。そして来月にはいよいよ、みんなの家が竣工となります。第1~4団地それぞれ担当研究室は異なりますが、改めてKASEIとして私たちに何ができるのか検討し、4つの研究室で連携しながら今後も活動していきたいと思います。 文:前川遥奈(九州大学) 写真:九州大学菊地研究室 |
|
2016年10月7日 宇土市境目団地・高柳団地 鹿児島大学と第一工業大学共同でのKASEI活動です。境目団地・高柳団地それぞれに分かれて住民の方々との意見交換会を行い、話し合いの中で団地全体の問題点を挙げてもらいました。住民の方からごみ置き場にカラスが頻繁に群がっている、元々面識のない人が多いのでコミュニケーションが取りづらいなどの意見をいただきました。また意見交換の内容をふまえ、後日10月11日鹿児島大学にて次回の活動に向けミーティングを行いました。今後居住環境の改善やコミュニティ形成を促すようなイベントを企画し実行に移していきます。 文:西垣信良(鹿児島大学) 写真:鹿児島大学柴田研究室鯵坂研究室 | |
2016年10月1日 大津町室南出口団地 大津町にある室南出口仮設団地に伺ってきました。まずは、KASEIの活動について知ってもらい、住民の方々に、仮設団地での生活や、みんなの家の活用について、お話を聞くために意見交換会を開かせていただきました。住民の方々にも積極的に発言していただき、とても活気のある会になりました。餅つきなどのイベントについてや、日々の生活で困っていることなど、沢山のご意見をいただきました。なかには、仮設団地で行っているオリジナルな工夫を住民の方々で紹介し合う場面もあり、お互いに「仮設の住みこなし方」について情報を共有することが、生活環境の向上や住民の方々の交流にも繋がっていくのではないかと感じました。今後は、餅つきなどイベントの企画、家具作りなどを通して、加勢(KASEI)することができればと思っています。 文:西野雄太(福岡大学) 写真:福岡大学四ヶ所研究室 | |
2016年10月1日 大津町室団地 大津町にある室仮設団地に伺ってきました。以前からこの団地で住民の方から、顔見知りの人が増えず寂しい、といった話や「みんなの家」を使いたい、というお話をお聞きしていたので、まずは住民の方に他団地の事例も紹介しつつ、ご意見を伺う場を設けることにしました。住民同士が知り合うきっかけが欲しい、という意見の他にも、移動販売やゴミの出し方などの仮設団地で住むに当たっての情報を共有したいとのご意見もいただき、今後の活動に大いに参考になりました。最後に、参加していただいたおばあちゃんに「今日は知り合いが増えて、本当に楽しかった」と言っていただいたのが印象的でした。今後も少しずつですが、人が集まれるようなイベントを企画していきたいと思います! 文:福田健(九州大学) 写真:九州大学田上研究室 | |
2016年9月30日 南阿蘇村陽ノ丘団地 9月30日に南阿蘇村の陽ノ丘仮設団地で開催された、みんなの家設計ワークショップに参加してきました。この団地の新しいみんなの家を設計して下さるのは福岡県北九州市の古森建築設計事務所です。この日は代表の古森さんも含め4名の方が、北九州から南阿蘇村まで来ていただきました。まず古森さんから設計案についての説明があり、その後住民の方も交え新しいみんなの家に対する意見交換を行いました。仮設住宅のキッチンは狭いため大きなキッチンがあると嬉しい、など沢山の意見をいただきました。新しいみんなの家が完成するのを楽しみに待つとともに、上棟式で餅つき大会を行えないかなど、新しいみんなの家で行えるイベントも考えております! 文:福田健(九州大学) 写真:九州大学田上研究室 | |
2016年9月24日 甲佐町白旗団地 いよいよみんなの家も完成間近ということを聞きつけ、KASEIでは、住民の方に みんなの家の前の広場整備を共に行おうと呼びかけました。今日はその作戦会議として、 どんな花壇にするか花の種類や土の作り方などを相談していきました。やはり餅つき同様、 住民の方には多くのプロの方がいらっしゃっており、お花の種類や土のつくり方など 様々な知識を披露して下さいました。また、会の途中には、偶然通りかかった町長さんを 招き入れ、一緒にどんな花壇が良いか考えていただきました。町長さんも花壇づくりには しっかり協力してくださるということで、会は大いに盛り上がりました。 花壇の完成目標は3週間後のみんなの家完成式です。 文:川谷大輔(九州大学) 写真:九州大学末廣研究室 | |
2016年9月10日 木山団地 「木山仮設団地内で4棟目の集会施設「木山みんなの家」を考える意見交換会を、団地にお住いの方々と、設計者(内田文雄さん(山口県)+西山英夫さん(熊本県))と、KASEIプロジェクト・山口大学グループの参加で行いました。15時の部、19時の部の2回を行い、合計24名の方に集まっていただきました。 第1回意見交換会で出された意見を基に、設計チームで基本的な考え方をまとめ、その考え方に基づき計画した2つの案について説明しました。 その後、2つの案について、住民の方々がグループに分かれて意見を出し合いました。2回の意見交換会でいろいろな意見を聞くことができました。 これらを大事に設計のまとめ作業に入ります。 文:岡本大輝(山口大学) 写真:山口大学内田研究室 | |
2016年9月10日 甲佐町白旗団地 みんなの家の上棟の時がやってきました。KASEIもこれをお祝いをしようと、 住民有志の方と「餅つき」を企画しました。餅つき本番、学生の私たちも勉強は していきましたが、経験者揃いの住民の方の手際の良さには敵いません。準備からつき方まで、 しっかり指導して頂く形となりました。ついたお餅はすぐに女性陣がこね、ご当地の 食べ方である納豆巻きにしたり、きなこをまぶしたりして美味しくいただきました。 餅つきがひと段落すると、子供たちを招待して上棟の現場見学。普段外から見ていた建物の中を 今日は特別にヘルメットかぶって探検です。この他にも熊本大学のVRの披露や夜の宴会餅つきなども 開催し、団地は一日中賑やかな雰囲気でした。 文:川谷大輔(九州大学) 写真:九州大学末廣研究室 | |
2016年8月31日 木山団地 「木山仮設団地で4棟目の集会施設「木山みんなの家」を考える意見交換会を団地にお住いの方々と、設計者(内田文雄さん(山口県)+西山英夫さん(熊本県))とKASEIプロジェクトの山口大学グループ、九州産業大学グループの参加で行いました。 予想をはるかに超える60名以上の住民の方々に集まっていただきましたが、会場の40m²集会所に入りきれず、外で立ったまま参加の方もおられ、予定していたグループに分かれての議論もできず、プログラムを変えて行いました。途中、地震も発生し印象に残る第1回目となりました。 文:岡本大輝(山口大学) 写真:山口大学内田研究室 | |
2016年8月10日 甲佐町白旗団地 前回の訪問(7/23)から約20日、みんなの家の設計のお披露目に参加させて いただきました。住民の方とともに、設計者である有限会社設計室の渡瀬さんから、 出来上がった設計についての話を真剣に聞きき、これからできる集会所に思いをはせました。 設計のお披露目のあとには夏の風物詩である「流しそうめん大会」を開催。レールである竹の 準備には甲佐町役場の方や住民の方にも協力して頂き、私たちと共にみんなで準備しました。 会そのものは小さなお子さんからおじいちゃん、おばあちゃんまで集まり、みんな笑顔で流れる そうめんを食べながら大変盛り上がりました。住民の方と楽しく打ち解けられたよい会になったと思います。 文:川谷大輔(九州大学) 写真:九州大学末廣研究室 | |
2016年8月10日 西原村小森第4団地 佐賀大学平瀬研究室、小森第4団地での第二回目のKASEI活動です。 今日も熊本県建築士会の方々がこの小森第4団地に作られる「本格型みんなの家」の 第2回意見交換会に参加して来ました。今日は他の村のイベントとバッティングしてしまい、 住民の方々も少なめのご参加でしたが、参加して頂いた方々の意見をゆっくりじっくりと 伺うことができた意見交換会となりました。速やかな供給を目的とした仮設住宅は 今まで住んでいた住宅とは勝手が違い、ちょっとした不自由さが生活の中で出始めていると 感じました。まずは多くの方々からご意見を伺い、できることから始めていこうと思います。 次回の KASEI 活動はこの本格型みんなの家の上棟式に参加させて頂きます。 文:副田和哉(佐賀大学) 写真:佐賀大学平瀬研究室 |
|
2016年8月10日 西原村小森第3団地 8月10日、西原村小森第3団地集会所にて、前回行われた意見交換会で取り上げられた問題点、改善点を集約し新たに検討された設計案について設計者側から説明がありました。そしてそれについての意見を、また住民の方に出して頂きました。また今回は、各集落で行われていた行事を仮設団地で行うことはできないかということで、集まって頂いた住民の方々にそれぞれどんな行事があったのかを聞き、年間行事表に書き込みました。話し合いの結果、その土地の行事はその土地でやるべきとの意見が多数あり、代わりに、分かれてしまった老人会や公民館で定期的に行われていたサロンを開いてみたいという意見がでました。 文:東幸貴(西日本工業大学) 写真:西日本工業大学岡田研究室三笠研究室 |
|
2016年8月10日 西原村小森第2団地 第二回目となる、西原村小森第二仮設団地「みんなの家」の意見交換ワークショップに参加しました。設計チームkulosの方々が前回出た意見を取り入れたより具体的な案を、模型などを使って紹介しました。会の終盤には、完成後、みんなの家をどのように利用していくか、という話にまで至り、大いに盛り上がりました。意見交換会は今回が最後ですが、今後は、みんなの家などの共用部をどのように利用していくか、住民のみなさんと話し合いながら、一緒に考えていければと思います。どのようなみんなの家が出来上がるのか、完成が楽しみです。 文:前川遥奈(九州大学) 写真:九州大学菊地研究室 |
|
2016年8月3日 西原村小森第4団地 佐賀大学平瀬研究室、小森第4団地での初めての KASEI 活動です。 今日は熊本県建築士会の方々がこの小森第4団地に作られる「本格型みんなの家」の 第1回意見交換会に参加して来ました。初めて小森第4団地に伺いましたが、地元の方々も優しく 迎え入れてくださり、会の終了後お宅にお呼ばれされる学生もいたりと、和気あいあいと意見 交換会を終えることができました。西原村では以前から『サロン』というイベント(食事会や 体操など)を集落ごとに行っていたとのことで、 地域コミュニティのつながりを 再認識できたと共に、こうした活動も加勢(KASEI)していければと思っています。 次回のKASEI活動は一週間後の第2回意見交換会です。 文:副田和哉(佐賀大学) 写真:佐賀大学平瀬研究室 |
|
2016年8月3日 西原村小森第3団地 8月3日、西原村小森第3団地集会所にて、本格型みんなの家を施工するにあたって計画案をもとに改善点や要望を住民の方に伺いました。当日参加して頂いたのは16名で、3グループに分かれて意見交換を実施しました。我々KASEIメンバーもグループに一人ずつ加わり、住民の方と意見を交わしました。小森第3団地では第2・第4団地とは異なり、団地全体の中心にあることから、みんなの家の隣に復興支援センターが併設します。そのことから、利用者のアクセスや、施設間の連携など新たな課題も取り上げられました。グループごとにでた意見を付箋紙にまとめ、それぞれ発表をして意見をまとめました。 文:東幸貴(西日本工業大学) 写真:西日本工業大学岡田研究室三笠研究室 |
|
2016年8月3日 西原村小森第2団地 第一回目となる、西原村小森第二仮設団地「みんなの家」の意見交換ワークショップに参加しました。16人もの住人の方が参加され、とても賑やかな会となりました。みんなの家の設計チームkulosの方から東北で実際に作られたみんなの家の写真や、今回作るみんなの家のイメージを見せてもらいました。それらをもとに5グループに分かれてどのような集会所が必要か話し合いを行い、最後に出た意見を発表しました。次回の意見交換会では今回出た意見をもとにして、kulosのみなさんがより具体的に設計したものを持ってくる予定です。住民の皆さんの声がどのように反映されているのか、KASEIの私たちも楽しみにしています。 文:前川遥奈(九州大学) 写真:九州大学菊地研究室 |
|
2016年7月23日 甲佐町白旗団地 熊本県庁主催の「みんなでつくるみんなの家」の意見交換ワークショップに 参加しました。設計者である有限会社設計室の渡瀬さん・永吉さんの描いた設計案の イラストをもとに、住民の方々とグループに分かれて、新しくできる集会所をどんな風に したらよいか話し合いをしました。一回目の意見交換会に来て頂いていた方も多く参加され、 不安はまだまだ多いですが、これからのことについて前向きに意見を交換する場面も増え、 会は大いに賑わいました。今回出た意見をもとに新しくできるみんなの家は設計の最終段階を 迎え、8月には着工するとのことで、住民の方もKASEIの私たちも期待に胸を膨らませています。 文:川谷大輔(九州大学) 写真:九州大学末廣研究室 |
|